指をくわえる
ゆびをくわえる
表現動詞-一段
標準
to look on enviously while doing nothing
文例 · 用例
あぶれた手合が欲しそうに見ちゃあ指をくわえるやつでね、そいつばッかりゃ塩を浴びせたって埒明きませぬじゃ、おッぽり出してしまわっせえよ。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
そこでは、家に帰ってもつまんねえ――と指をくわえる子供らが、犬ころのようにたわいなくふざけちらしていた。
— 本庄陸男 『白い壁』 青空文庫
」と家内は聞きかえす、――「その指をくわえる、って仰しゃるのは?
— ZHEMCHUZHNOE OZHERELJE 『真珠の首飾り』 青空文庫
」「じゃお前、知らないのかい、『指をくわえる』ってことを?
— ZHEMCHUZHNOE OZHERELJE 『真珠の首飾り』 青空文庫
そりゃまあ、そんなことかも知れませんけど、ただわたしはね」と家内はいつかな敗けてはいず、――「たとえ持参金はなかろうと、ちゃんとした嫁さんを貰うことが、あなたのお考えだと『指をくわえる』ことになろうとは、ついぞ今まで思いも及ばなかったわ。
— ZHEMCHUZHNOE OZHERELJE 『真珠の首飾り』 青空文庫
特別の場合には十本の足指をくわえるぐらいで、あとはひとからげにすればよい。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
とうの昔に、男が来て、しめし合わせておいて、ゆうべのドサクサまぎれに、首尾よく手を取って逃げたのだろう――その男の顔が見てやりたい、土地の者じゃあるまい、江戸の色男だろう――と、指をくわえる者もある。
— みちりやの巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
友達が豪華な食事をしているのを、僕は指をくわえて見ていた。
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成功するビジネスチャンスを、ただ指をくわえて見過ごすわけにはいかない。
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目の前で美味しそうなケーキが運ばれてきたのに、ダイエット中だから指をくわえるしかなかった。
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