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和める

なごめる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to calm
文例 · 用例
幸福は和める心には一挙にして分る。
中原中也 山羊の歌 青空文庫
河野自身が『怪しからない事だ』と云うて、憤慨するところを、第三者の雄吉が、マアマアと云って和めるべき筈のものが、丸切りその反対になって居る。
菊池寛 神の如く弱し 青空文庫
「血を吸わしてやりとうなったな――」 だが、そのとき、殺気を和めるようにぽっかりと光芒爽けく昇天したものは、このわたりの水の深川本所屋敷町には情景ふさわしい、十六夜の春月でした。
続旗本退屈男 旗本退屈男 第二話 青空文庫
此は盆に游離徘徊する地方々々の浮ばれぬ無縁亡霊を和める為にした訣で、幽暗な気分を持つた地芝居が多かつた。
折口信夫 涼み芝居と怪談 青空文庫
嫋き女にしあれば、すべの知らなく手持女王(万葉集巻三、四一九)これは挽歌として、死霊を和める為の誇張した愛情である。
折口信夫 歌の円寂する時 青空文庫
死者の霊の荒びを和める為に、慰撫した歌ですが、まう一つ、大伴坂上郎女――家持の叔母――の作つた歌とつき合せて考へてみると、我々が既に忘却し去つた、ある事が考へられます。
――たまの問題―― 万葉集に現れた古代信仰 青空文庫
野山の精霊が米を悦ぶと言ふ信仰と、現にとり斂められずに在る行路死人とを一続きに考へると、其死因が専ら飢渇の為であり、此原因に迫つて行くのが、其魂魄を和める最上の手段とする事になる訣である。
折口信夫 餓鬼阿弥蘇生譚 青空文庫
即此説に從へばアイオラの祭は、父を慕ひて自殺したエリゴーネを慰め、併せて其父のイカリオスの非命に死した靈をも和めることになるが、乙の説によるとイカリオスを殺したのは餘人ならず其女エリゴーネで、彼女は其親殺しの罪を悔いて縊死したのだ。
原勝郎 鞦韆考 青空文庫
作例 · 標準
疲れた心を和めるために、アロマキャンドルを灯した。
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自然の中で過ごす時間は、私にとって心を和める最高の癒やしだ。
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彼女は優しい声で、不安そうな子供を和めるように話しかけた。
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