勝手が違う
かってがちがう
表現動詞-五段-ウ行
標準
to be confusing
文例 · 用例
プラットフォームに下り立ったときに何となく去年とはあたりの勝手が違うような気がしたがどこがどうちがったかということがすぐとは気が付かなかった。
— 寺田寅彦 『高原』 青空文庫
ファニーは前から戸の間ぎわまで来ていたのにきっかけを待って出てこなかったのだと知った私は、ちょっと勝手が違うような心持ちがした。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
それほどの光ですから、私たちの安易な考え慣れた光明とはかなり勝手が違うのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ほら、こないだ総曲輪で、姉やに掴まった時ね、あの昼間だ、あの阿魔、知事の娘のせいでもあるまいが、何だか取難かったよ、夜店をぶらついてる奴等の簪を抜くたあなぜか勝手が違うんだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」 どうも勝手が違う。
— 太宰治 『不審庵』 青空文庫
ところが、今は勝手が違うのだ。
— 織田作之助 『郷愁』 青空文庫
F君は私の詞を聞いて、少し勝手が違うように、予期に反したように感じたらしかったが、とにかく同意した。
— 森鴎外 『二人の友』 青空文庫
これまで見馴れていた踊りのお浚いなどとは大いに勝手が違うので、わたしは眼を丸くして一心に舞台をみつめていたが、何分にもその狂言なるものは非常に複雑なもので、わたしの持ち合わせている「おかる勘平」や「権八小紫」ぐらいの幼稚な予備知識では、とても会得することの出来ないものであった。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
作例 · 標準
初めての部署は、仕事の進め方や人間関係で「勝手が違う」と感じることが多かった。慣れるまで少し戸惑った。
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この新しいソフトウェア、マニュアルを見ても操作が複雑で、「勝手が違う」な。どうすれば目的の機能にたどり着けるんだろう。
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慣れたはずの料理でも、いつもと違う材料で作ると「勝手が違う」ため、火加減や調理時間が安定しない。何度か試行錯誤が必要だ。
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「この国の文化、礼儀作法が日本と全然違って、生活していて「勝手が違う」から戸惑うよ。」「そうだね、現地の習慣をよく観察して、気をつけないといけないね。」
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