諚
じょう
名詞
標準
lord's command
文例 · 用例
伊勢三郎義盛、与一が後に歩ませ寄つて『御諚にてあるぞ。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
九日、癸卯、賀茂河堤の事、難儀たりと雖も、勅諚の上は、早く彼の所々を除く可きの由、仰出さる。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
謂はば天意、いかなる難儀があらうとも必ず速かに勅諚の御旨を奉ずべきものであると、威儀を正してお諭しになられました。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
すなはち将軍家に対して、さらに朝廷への忠勤をはげむやう、との極めて御当然の御勅諚であられたといふより他には何も考へられないではございませぬか。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
六日、癸巳、晴、坊門黄門、去る六月二日仙洞歌合の一巻を将軍家に進ぜらる、是内々の勅諚に依りてなりと云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
「元親公の御諚で検使が二人来て、詰腹切らされました」 少年は苦しそうに云って呼吸をついた。
— 田中貢太郎 『八人みさきの話』 青空文庫
ところが畜生に、国を遣っても仕方がないから智馬を施主として大いに施行し、七日の間人民どもの欲しい物を好みの任に与うべしと勅諚で無遮大会を催した。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
手にあまる変事|出来の節は、八丁堀に一人心きいた者がおるゆえ、忘れずに、とご諚ござったゆえ、その一人とは貴殿よりほかにござるまいと、とりあえず早馬さしあげたのじゃ」「なるほど、知恵伊豆様のおさし金でござりましたか、その変事とやらは?
— 毒を抱く女 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
「これこそが御屋形様がお下しになった直々の諚である」と言われ、家臣たちはそれ以上異論を挟むことができなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
上意下達の精神が徹底されていた封建時代、主君の口から発せられる諚は、家臣にとって絶対的な重みを持つ命令だった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は主君からの密かな諚を胸に深く刻み、愛する家族にすら行き先を告げず、命を懸けた隠密任務へと旅立った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview