くるり棒
くるりぼう
名詞
標準
flail (for threshing grain)
文例 · 用例
今日も雨かと思うたりゃ、さあお天道様が出なさったぞ、皆来うと呼ばって、胡麻塩頭に向鉢巻、手垢に光るくるり棒押取って禾場に出る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
男は股引に腹かけ一つ、黒鉢巻の経木真田の帽子を阿弥陀にかぶって、赤銅色の逞しい腕に撚をかけ、菅笠若くは手拭で姉様冠りの若い女は赤襷手甲がけ、腕で額の汗を拭き/\、くるり棒の調子を合わして、ドウ、ドウ、バッタ、バタ、時々群の一人が「ヨウ」と勇みを入れて、大地も挫げと打下ろす。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
くるり棒がぴかりと光る。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
慰みにくるり棒を取った処で、大した事も無い。
— 徳冨健次郎 『みみずのたはこと』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は昔、田んぼでくるり棒を使って脱穀していたと話してくれた。
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くるり棒の扱いには熟練の技術が必要で、皆が使えるわけではなかった。
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祭りの出し物で、昔ながらのくるり棒での脱穀風景を再現していた。
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