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一衣帯水

いちいたいすい
名詞
1
標準
(being separated only by a) narrow strip of water
文例 · 用例
彼方の兵力をもってしては一衣帯水の危険とも思われた。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
その西方には一衣帯水を隔てて世界に無類なる大帝国のシナと相対し、南方においては南洋群島を控えて濠州と相連なり、その北方の国境なる千島はシベリアの岬なるカムチャツカと相望み、呼べば応えんと欲するがごとく相迫れり。
徳富蘇峰 将来の日本 青空文庫
即ち距離からいえば、他のいずれも甚だ遠いのに反して、日本は一衣帯水を隔つる隣国である。
大隈重信 三たび東方の平和を論ず 青空文庫
しかるに、対日平和条約に対しては、まだ多くの未調印国家、未批准国家があり、特に一衣帯水のソ連並びに中共との間には戦争の状態が残っておるのであります。
浅沼稲次郎 浅沼稲次郎の三つの代表的演説 青空文庫
(拍手) つぎに経済的には日本と中国は一衣帯水でかたく結ばなければならないと思います。
浅沼稲次郎 浅沼稲次郎の三つの代表的演説 青空文庫
ただ、小倉や門司を隔てて、一衣帯水の海門の潮流が、鯖の背のように、蒼黒く、暮れかけているだけだった。
吉川英治 松のや露八 青空文庫
関ヶ原の戦の直前に、この城は西軍の浮田勢と島津勢に攻められて、その増田廓や大蔵廓や、また諸所の塁濠などもかなり破壊されたものだったが、今では、太閤時代の旧観にさらに鉄壁の威厳を加えて、一衣帯水の大坂城を睥睨していた。
火の巻 宮本武蔵 青空文庫
しかし、常陸との国境は、一衣帯水だ。
吉川英治 平の将門 青空文庫
作例 · 標準
日中両国は古来より一衣帯水の隣邦として、荒波を越えて多様な文化を分かち合ってきた歴史がある。
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瀬戸内海の穏やかな海峡を挟んで、一衣帯水の間にある二つの町は、古くから海上交通の拠点として栄えた。
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海を隔てて一衣帯水の距離にある隣国同士でありながら、政治的な緊張から自由な往来が阻まれている状況は極めて不自然だ。
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一衣帯水の目と鼻の先なんだから、天気が良ければ向こう岸を走る車のライトまで見えるよ」
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