切り身
きりみ
名詞頻度ランク #39096 · 青空 37 例
標準
cut
文例 · 用例
もう腐敗はしてゐるが、まだ生きてゐる、大きな魚の切り身のやうにぴくぴく動きながら。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
そして煮えた切り身をさかなにすることにして、酒を一合買つて來た。
— 憑き物 『泡鳴五部作』 青空文庫
四人の子供が交代に病気をするので其の介抱疲れや、新聞社と雑誌社から頼まれて夜分遅くまで投書の和歌を添削する所から其の安眠不足などの所為で、近年|滅切り身体が痩せこけて顔色も青褪めて居る。
— 與謝野寛 『執達吏』 青空文庫
刺身も並んでるが、厚くつて鮪の切り身を生で食ふと同じ事だ。
— 夏目金之助 『坊っちやん』 青空文庫
刺身も並んでるが、厚くって鮪の切り身を生で食うと同じ事だ。
— 夏目漱石 『坊っちゃん』 青空文庫
鰤の切り身より塩鮭のほうが高価ときては、この点の頭の切り換えだけが、いまだにどうしても私にはつかない。
— 正岡容 『わが寄席青春録』 青空文庫
○魚類は切り身に一旦塩を振って、塩が中身まで通った時分(約五時間ぐらい)に程々に漬け込むこと。
— 北大路魯山人 『生き烏賊白味噌漬け』 青空文庫
すしはもちろんのこと、大根を短冊に切り、さばの切り身といっしょに船場汁にするもよし、焼き魚として賞味するもよい。
— 北大路魯山人 『若狭春鯖のなれずし』 青空文庫