砂漏
さろう異読 しゃろう
名詞
標準
hourglass
文例 · 用例
)(おじ様、今日はお前、珍しいお客がお二方ござんした、こういう時はあとからまた見えようも知れません、次郎さんばかりでは来た者が弱んなさろう、私が帰るまでそこに休んでいておくれでないか。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
日本のひとは、知っていても、面倒なので、知らんと言っているのに、朝鮮の此のおかたは、知らなくても、なんとかして私に教えて下さろうとして汗をだらだら流して一生懸命におっしゃるのです。
— 太宰治 『千代女』 青空文庫
「で、その金を借りだしてどうなさろうというのかな」 父は書類を取り上げながらこう尋ねた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
若様が自分の手の間に挾んで、やさしく撫でてくださろうとした手だ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
花子が驚いて飛びすさろうとする拍子に傍のたんぽぽが泣き出しました。
— 岡本かの子 『花子』 青空文庫
処が只今の打って変った御様子、すべてを与えて私を充たして下さろうとなさる御志し、その情のお言葉の端から、み仏の光がわたくしの心に射して、わたくしはもう、勿体ない気持ち許りなので御座います。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
でも、あの、二度あることは三度とやら申しますから、今日の内また誰かお入りなさりはしまいかと言って、内の父様も案じておりますから、貴方またその姉さんをお助けなさろうの何のッて、あすこへいらっしゃるのはお止し遊ばしまし。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
暗い処を不意に開けては、若いお娘ご、吃驚もなさろうと、ふと遠慮して立たっせえた。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
作例 · 標準
砂漏の砂が全て落ちるまで、じっと時間を待った。
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彼女はアンティークの砂漏を棚に飾り、時々眺めていた。
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砂漏の砂が落ちる音は、瞑想の助けになった。
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