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裙子

くんす異読 くんし
名詞
1
標準
waist-robe
文例 · 用例
第一に現れたのは、彼の母親のうすよごれた裙子である。
芥川龍之介 首が落ちた話 青空文庫
子供の時の彼は、嬉しい時でも、悲しい時でも、何度この裙子にすがったかわからない。
芥川龍之介 首が落ちた話 青空文庫
消える時に見ると、裙子は紗のように薄くなって、その向うにある雲の塊を、雲母のように透かせている。
芥川龍之介 首が落ちた話 青空文庫
ある川のふちの泥の中にころがりながら、川楊の木の空を見ていると、母親の裙子だの、女の素足だの、花の咲いた胡麻畑だのが、はっきりその空へ見えたと云うのだが。
芥川龍之介 首が落ちた話 青空文庫
あいつが前に見た母親の裙子とか、女の素足とか、あるいはまた花のさいている胡麻畑とか云うものは、やはりそれと同時にあいつの眼の前を、彷彿として往来した事だろう。
芥川龍之介 首が落ちた話 青空文庫
しばらく休息の時を与えるため、接待役の僧が一室に案内し、黒い裙子を着けた子坊主は高坏で茶菓なぞを運んで行って一行をもてなした。
第二部上 夜明け前 青空文庫
うす寒げな白の袗衣に、紅羅い裙子の裳を曳き、白粉痩せは、その頬に見えるだけでなく、肩にも弱々しげな翳がある。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
――婆惜はいちど起き直って、薄衣を解き、裙子のひもから下の物まで脱いで、蒲団を払い、「嫌だとなると、同じ男でも、こんなものかしら。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
作例 · 標準
彼女は、鮮やかな刺繍が施された裙子を身につけていた。
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伝統的な衣装では、裙子は特別な儀式で着用されることが多い。
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