怪しげ
あやしげ
形容動詞名詞頻度ランク #14851 · 青空 0 例
標準
questionable
文例 · 用例
崖の上の彼女の上に精霊が怪しげなる条を描く。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
尤も田端といふ所は、妙に空氣がしづんでゐて、禪寺の古沼みたいな感じがするので、僕としては甚だ趣味に合はなかつたが、それでも夕方から夜にかけては動坂の通りが賑やかで、怪しげなカフエなどへ行くのが樂しみだつた。
— 萩原朔太郎 『田端に居た頃』 青空文庫
それから怪しげな足取をして、暗い隅の方へ歩いて行つて、例の小さい卓の側に、腕附きの椅子の二つある、その一つに、がつかりした様子で腰を卸した。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
私達は再び丸善薬品本店まで引返して怪しげな英語の名前を云って買物をすると、本町のニューグランド・ホテルの方へあるいて行った。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
無理にきくと初めは例の怪しげな笑い方をしていますが、後には泣きだしそうになるのです。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
戀に迷ふを笑ふ人は、怪しげな傳説、學説に迷はぬがよい。
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
またある年は父子三人とも熱が出たり腸を害したりして、不安心な怪しげな医者の手にかからねばならなかった。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
それが済むと怪しげな名前の印度人が不作法なフロックコートを着て出て来た。
— 梶井基次郎 『城のある町にて』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日怪しげについて考えている。
怪しげという言葉は日本語で重要だ。
彼は怪しげの意味を理解している。
この文には怪しげが含まれている。