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被す

かぶす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to cover (with something)
文例 · 用例
三人奇異の思いをなすうち、誰が手を触れしということ無きに人形の被すらりと脱け落ちて、上呀と顔を見合す処に、いと物凄き女の声あり。
泉鏡花 活人形 青空文庫
年の四季が人の一身に及ぼすところの有るのは、大なる空間や、長い時間が其の威力勢力を人に加被すると同じ道理である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
古來の四季の詩歌は、換言して見れば、殆んど皆四季の勢力威力が人間に加被する状態を吟詠してあるのが、即ち四季の詩歌である、と云つても宜しい位である。
幸田露伴 努力論 青空文庫
草木は人間の如くに高級にして且つ自由なる意識機關を有して居らぬため、明白に自然が加被するところの光景を反射的に彰はし、宇宙に於ける一氣流行の消息を洩らし示して居る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
げにや隈なく御稜威は光被する。
北原白秋 新頌 青空文庫
勝つ者は青史の天に星と化して、芳ばしき天才の輝きが万世に光被する。
石川啄木 初めて見たる小樽 青空文庫
泣く泣くも羽うち被する君なくばわれぞ巣|守りになるべかりける もう着ふるした衣服を着ていて、この場に女房たちの侍しているのもない、可憐な美しい姉妹を寂しい家の中に御覧になる父宮が心苦しく思召さないわけもない。
橋姫 源氏物語 青空文庫
われその必死を救ひながら、今また他が命を取らば、怎麼にも恩を被するに似て、わが身も快くは思はず。
巌谷小波 こがね丸 青空文庫
作例 · 標準
「あ、雨が降ってきた! 自転車に急いでビニールシートを被せて!」
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相手の主張を遮るように、自分の意見を強引に被せて話し始めた。
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揚げたてのトンカツに、たっぷりと甘辛い味噌だれを被せるのがこの店のスタイルだ。
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