収差
しゅうさ
名詞
標準
(optical) aberration
文例 · 用例
画面てまえの、窓際にいる慶一と柾生の顔が、レンズの収差ですこし歪んで見える。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
あたしが子供くさくばかりしていたので、パパの眼に収差が出来、どこもかしこも完成して結婚をまつばかりになっているこのユヌ・ダアムが、這い這いをしている赤ん坊のようにしか見えないのだ。
— 久生十蘭 『だいこん』 青空文庫
さんざん苦労をした揚句、クックのf2という収差のひどいレンズを手に入れて、やっとかすかな焔の像がうつることになった。
— 中谷宇吉郎 『写真と暮した三十年』 青空文庫
今まで、授かった、安らかな、快い眠りは、神のやさしい御心で、この世の、最後の眠りを楽しゅうさせ様がために下されたものなのでの、 わしは、久しい間神にお召をして居たほどに誤たない神の御心を伺う事が出来るのじゃ。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
」「王覇の別さえ心得られずに、野心ばかりを逞しゅうされた、貴殿の父上が鮮かにその際負けたということでござるよ。
— 国枝史郎 『娘煙術師』 青空文庫
西門通りの ふくやさんの お店では、 ししゅうされた シルクと サテンの ぬのが さぎょう台に おかれたまま ―― 21ある ボタンあなも 手つかず ―― まども しまっていて、 ドアも かたく 戸じまりされていると あっては、 これでは だれも ぬのの ぬいあわせを することが できません!
— THE TAILOR OF GLOUCESTER 『グロスターのふくやさん』 青空文庫
おもわず 声を あげる ふくやさん ―― そこには、 ぬのを きりそろえて おいてあっただけなのに ―― かわりに、 どこまでも うつくしい コートと、 きれいに ししゅうされた サテンの チョッキが ならんでいたのです。
— THE TAILOR OF GLOUCESTER 『グロスターのふくやさん』 青空文庫
高いだけで、栄養価はぜんぜんないのよ」と一しゅうされてしまう。
— 中谷宇吉郎 『犬がなくとガラスがこわれるか』 青空文庫
作例 · 標準
このレンズは収差が少なく、非常にクリアな画像を生成する。
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光の波長の違いによって色収差が発生する。
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天体望遠鏡の設計では、収差を最小限に抑えることが重要だ。
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ウィキペディア
収差(しゅうさ)とは、望遠鏡や写真機等のレンズ類による光学系において、被写体から像への変換の際、幾何的に理想的には変換されずに発生する、色づきやボケやゆがみのことである。
出典: 収差 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0