激似
げきに
名詞-の形容詞形容動詞
標準
greatly resembling
文例 · 用例
かみなびの神より板にする杉のおもひも過ず恋のしげきに、という万葉巻九の歌によっても知られるが、後にも「琴の板」というものが杉で造られてあって、神教をこれによりて受けるべくしたものである。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
――見よ、苦き闇の滓街衢には淀みとろげど、新にもしぶきいづる星の華――泡のなげきに色青き酒のごと空は、はた、なべて澄みゆく。
— 北原白秋 『邪宗門』 青空文庫
花瓦斯のほそきなげきに絹帷紅き天鵝絨、散り藉ける花束のくづ、おぼろげに室は青みて、うらわかき騎士が拍車の音の乱れ、舞の足ぶみ、頬のほてり、かろきさざめき、髪あぶら、あはれ、楽声、あたたかに交りみだれてゆめのごと燻りただよふ。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
おばあさまは、あまりおなげきになったので、白いお髪がぬけおちておしまいになったわ。
— DEN LILLE HAVFRUE 『人魚のひいさま』 青空文庫
三聲四聲、あまり鳴音のしげきに、よく/\聽けば、まことの雁にはあらで、宿に飼ひたる鶩のなく音なりと氣が付きて、覺えず雨江と相顧みて一笑す。
— 大町桂月 『杉田の一夜』 青空文庫
半生にして伉儷を喪ひ、重なるなげきに、この前後數日は、筆執る力も出でず、強ひて稿本に向かへば、あなにく、「ろ」の部「ろめい」(露命)などいふ語に出であふぞ袖の露なる、卷を掩ひて寢に就けば、角枕はまた粲たり。
— 大槻文彦 『ことばのうみのおくがき』 青空文庫
すなわち、帰って来た堀大主典にとって、このことはながい間腹の底に積み重ねていた憤げきに火をつけたことであった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「まことにふんげきに堪えませぬ、なあ――」 堀は、そういうあい槌のうち方におだやかならぬものを感じた。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
作例 · 標準
このアプリで加工すると、推しのアイドルに激似の顔になれるらしい。
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街で中学時代の友人に激似の人を見かけたが、人違いだった。
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「見て、お父さんの若い頃に激似だよ!」と古い写真を見せて笑った。
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