客好き
きゃくずき
名詞
標準
hospitality
文例 · 用例
直木は、だまっているくせに、客好きなので、客が多い方が好きなので、執筆の邪魔になっても、お客が来た方がよかったらしい。
— 菊地寛 『碁の手直り表』 青空文庫
やがてのことに肥った男は神と国家への奉公を終え、世間的な尊敬を贏ち得て目出たく職を退くと、田舎へひっこんで地主になる――つまり、押しも押されもせぬロシアの旦那衆として納まり、お客好きの地主となって、後生安楽に余生を送ることになる。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
黝んだ木造の料理店は、古風な教会の燭台みたいな恰好に轆轤挽にした木の柱で支えられた浅い客好きのする庇の下へチチコフを招き入れた。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
一葉は、あの細っこい体で、一文菓子の仕入れにも行くのだそうだが、客好きで、眉山などから聞くと不断は無口だが、文学談になると姐御のようになる。
— 長谷川時雨 『田沢稲船』 青空文庫
哲学者のマツグは客好きです。
— 芥川龍之介 『河童』 青空文庫
哲学者のマッグは客好きです。
— どうか Kappa と発音してください。 『河童』 青空文庫
半蔵らはこの客好きな名主の家に引き留められて、佐久の味噌汁や堅い地大根の沢庵なぞを味わいながら、赤松、落葉松の山林の多い浅間山腹がいかに郷里の方の谿と相違するかを聞かされた。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
正統派の回教を奉ずる〕は正直で客好きな種族だなどと思うのだった。
— ДУЭЛЬ 『決闘』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は生来の客好きで、人が集まるのをいつも楽しみにしている。
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「ようこそ!ゆっくりしていってくださいね」と、その客好きの主人が迎えてくれた。
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彼の家はいつも誰かが訪れており、その客好きぶりは有名だ。
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「みんなが来やすいように、色々準備したんだ。私、客好きだからね!」と、彼女は笑顔で言った。
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