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紅茸

べにたけ異読 ベニタケ
名詞
1
標準
Russula (genus of mushrooms)
文例 · 用例
見るとそれは蠅取り茸、紅茸、草鞋茸、馬糞茸、狐の火ともし、狐の茶袋なぞいう毒茸の連中でした。
夢野久作 きのこ会議 青空文庫
七 三枚ばかり附木の表へ、(一くみ)も仮名で書き、(二せん)も仮名で記して、前に並べて、きざ柿の熟したのが、こつこつと揃ったような、昔は螺が尼になる、これは紅茸の悟を開いて、ころりと参った張子の達磨。
泉鏡花 露肆 青空文庫
たちまち、口紅のこぼれたように、小さな紅茸を、私が見つけて、それさえ嬉しくって取ろうとするのを、遮って留めながら、浪路が松の根に気も萎えた、袖褄をついて坐った時、あせった頬は汗ばんで、その頸脚のみ、たださしのべて、討たるるように白かった。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
薄色の桃色の、その一つの紅茸を、灯のごとく膝の前に据えながら、袖を合せて合掌して、「小松山さん、山の神さん、どうぞ茸を頂戴な。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
」「紅茸と言うだあね、薄紅うて、白うて、美い綺麗な婦人よ。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
」「やっぱり、はあ、真白な膚に薄紅のさした紅茸だあね。
泉鏡花 茸の舞姫 青空文庫
松茸、初茸、木茸、岩茸、占地いろ/\、千本占地、小倉占地、一本占地、榎茸、針茸、舞茸、毒ありとても紅茸は紅に、黄茸は黄に、白に紫に、坊主茸、饅頭茸、烏茸、鳶茸、灰茸など、本草にも食鑑にも御免蒙りたる恐ろしき茸にも、一つ一つ名をつけて、籠に裝り、籠に狩る。
泉鏡花 寸情風土記 青空文庫
紅いものには紅百合、紅ばら、紅珊瑚、紅焔、紅茸、紅|生姜――青い青葉、青い虫、黄いろい菜の花、山吹の花。
岡本かの子 明暗 青空文庫
作例 · 標準
秋の森を散策していると、落ち葉の間から赤い傘を持った紅茸が顔を出していた。
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キノコ狩りに出かけたが、毒のある種類に似ている紅茸は素人には見分けが難しく採るのを諦めた。
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バスケットの中には、専門家の指導のもとで採取された数本の食用の紅茸が入っている。
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