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中辛

ちゅうから異読 ちゅうがら
名詞-の形容詞名詞
1
標準
medium-spicy
文例 · 用例
わたくしが枕山の女芳樹女史を訪うて親しく聞いた所によると、捨吉は叔父次郎右衛門とは折合がよくなかったので、僅少の金子をふところにして家を出で道中辛苦して尾張に往ったという話である。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
すでにこないだも東の紙屋の若い奴が、桜木町である女と出来合って、意気事を極めるちゅうから、癪に障ってな、いろいろ験べたが何事もないで、為方がない、内に居る母親が寺|参をするのに木綿を着せて、汝が傾城買をするのに絹を纏うのは何たることじゃ、という廉をもって、説諭をくらわした。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
明日からは土塀の方の手が足らんちゅうから、あちらの手伝いに廻ったろかい』信徒二『そやそや。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
「ただで見せるちゅうからやらずばなんめえてやったら、七銭とられただよ」「しようねえな。
宮本百合子 飛行機の下の村 青空文庫
どんな人だか、誰知るものもねえだが」「その人がね、昨日の朝見えたゞよ」「不意にかよ」「ウンニャ、前触れがあってね、掃除さしといて呉れちゅうから俺、ちゃんとしといたゞ」「一人で来たのかよ」「ウン、顔の蒼白え若え人でな。
甲賀三郎 青服の男 青空文庫
そこで蜂矢はとちゅうからひきかえした。
海野十三 金属人間 青空文庫
山ノ井の千ちゃんは、あきれてしまって、とちゅうからもうだまっていることにして、しきりに暗視テレビジョンのちょうしをかえながら艇外へするどい注意力をあつめている。
海野十三 宇宙の迷子 青空文庫
髪は女子の宝だって、平吉が講釈で聞いたちゅうから、おらいつでもよく洗ってるだよ。
豊島与志雄 特殊部落の犯罪 青空文庫
作例 · 標準
カレーは甘口よりも中辛が一番人気だ。
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このレトルトカレーは、子供でも食べられる中辛の味付けになっている。
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「ねえ、この麻婆豆腐、中辛って書いてあるけど結構辛いよ!」
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