猫頭
びょうとう
名詞
標準
文例 · 用例
半蔵らが橋の畔まで急いで行って見た時は、本所方面からの鳶の者の群れが刺子の半天に猫頭巾で、手に手に鳶口を携えながら甲高い叫び声を揚げて繰り出して来ていた。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
それから、差し子で、猫頭巾を冠り、火掛かりする。
— その頃の消防夫のことなど 『幕末維新懐古談』 青空文庫
猫頭巾――抛頭巾のいずれでもなく、まして女性の専用とした突※頭巾のいずれでもなく、近代形の韮山頭巾でもない。
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
またこれは猫頭竹とも子の『秘伝花鏡』によれば猫竹一ニ毛竹ニ作ル、浙|※ニ最モ多シ、幹ハ大ニシテ厚シ、葉ハ細ク小サクシテ他ノ竹ニ異ナリ、人取テ牌ニ編ミテ舟ヲ作り或ハ屋ヲ造ルニ皆可ナリ(漢文)と書いてある。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
『竹譜詳録』」のキャプション付きの図(fig46820_29.png、横278×縦433)入る]狸頭竹の冬筍と春筍、李※『竹譜詳録』 今モウソウチクの漢名としては猫頭竹を用いることとし、その他の頭竹、猫児竹、猫竹、毛竹、茅竹、南竹をその一名とすればよろしい。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫