断簿
だんぼ
名詞
標準
文例 · 用例
彼女の前のセピア色の平面には、きょう出された処方箋や、薬品の註文の写しや、新薬のビラの綴じ込みや、カード式の診断簿等というものが、色々の文房具や、薬品などと一緒に一パイに取り散らしてあった。
— 夢野久作 『復讐』 青空文庫
道三の診斷簿によると、秀次は、喘息もちであつた。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
歴史と、時人の診斷簿。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫
もひとつ、日本の現議會にも、一册の診斷簿をそなへて、折々、現代の曲直瀬道三に、首相以下全議員たちの生理状態を、記録させておく必要もありはしまいか。
— 吉川英治 『折々の記』 青空文庫