炎天下
えんてんか
名詞頻度ランク #22650 · 青空 38 例
標準
under the blazing sun
文例 · 用例
薫の弱い消極的な諦めが、むしろ悲壮に炎天下で薫の顔を蒼く白ました。
— 岡本かの子 『渾沌未分』 青空文庫
辿りつき振り返り見れば山川を 越えては越えて来つるものかな(博士作)炎天下の青田をいたはりそだてゝゐる農夫を眺めて、お百姓の心の尊さを痛感する。
— 伊佐行乞 『行乞記』 青空文庫
一衣一鉢、へう/\として炎天下を歩きまはるのである。
— 大田 『行乞記』 青空文庫
大正十二年七月中旬の或日、好晴の炎天下に鎌倉雪の下、長谷、扇ヶ谷辺を葉子は良人と良人の友と一緒に朝から歩き廻って居た。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
初めはアフリカの炎天下に棲んで他の諸動物を睨み殺し、淋しき沙漠を独占すといわれたが、後には、井や、鉱穴や、墓下におり、たまたま入り来る人畜を睨み殪すと信ぜられた。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
それはいいが、この観覧席がまた妙なふうに区別されていて、まえにも言ったとおり、闘牛は炎天下に行われるんだから、その当日、何月何日の何時ごろには、どの辺に陽が射してどこらが蔭になるということはちゃんと前もって判っている。
— 血と砂の接吻 『踊る地平線』 青空文庫
日にやけた顔色はよいけれど、それで衛生にいいのだろうか、もし炎天下のむき出した頭が衛生によいのだとしたら、どうして毎夏脳炎の流行期に、頭をむき出して炎天にさらしていないように、と特別の注意がされて来ていたのだろう。
— 宮本百合子 『女の行進』 青空文庫
」 そして、まだ疲れていない俥夫の後ろに座ると、私はまたじりじりと照りつける炎天下の中へと疾走していった――太鼓の大きな音のする方へと。
— THE DREAM OF A SUMMER DAY 『夏の日の夢』 青空文庫
作例 · 標準
炎天下での農作業は、熱中症のリスクが高い。
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夏の甲子園では、選手たちが炎天下で白熱した試合を繰り広げた。
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炎天下、冷たい飲み物を求めて人々がカフェに殺到した。
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炎天下での長時間労働は、健康に悪影響を及ぼす。
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