立見席
たちみせき
名詞
標準
standing room
文例 · 用例
それを見たら、なおさら私は泣きたくなって、廊下に飛び出し、思いきりひとりで泣いて、それから涙を拭いて立見席にかえり、周さんの肩をぽんと叩いた。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
」 大向うの立見席の前には鉄格子が嵌っているので、そのころの通言に“熊”といっていたのである。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
『立見席御入口』と掲示の出ている狭い薄暗い階段の中途で、彼女は立ちどまった。
— DAMA S SOBACHKOI 『犬を連れた奥さん』 青空文庫
開盛座の立見席で気づくとすぐ側の人中にN子の横顔が見えたりした。
— ――四半自叙伝―― 『忘れ残りの記』 青空文庫
「虎ノ間」は、最下等の立見席だ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
立見席も満員になると二百人以上は入れる店だ。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
「明日はイタリア座へ行く日よ」「私は立見席で観るよ、私はね」ゴリオ爺さんが言った。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
作例 · 標準
指定席は完売したが、立見席ならまだ数枚残っているらしい。
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立見席は足が疲れるけれど、チケット代が安いので学生にはありがたい。
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スタジアムの立見席から、サポーターたちが熱い声援を送っている。
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