記念出版
きねんしゅっぱん
名詞
標準
commemorative publication
文例 · 用例
アーチャー氏の典據的な飜譯が出たのは千八百八十九年で、同年六月七日から二十九日までロンドンの新奇座で女優エチャーチの一座で演じた、その臺本の記念出版である。
— 島村抱月 『『人形の家』解説』 青空文庫
それで私は、そういうことは一切やらずに、丁度紀元二千六百年の記念出版として、審美書院から売り出されていた『東瀛珠光』と『西域画聚成』とを買うことにした。
— 中谷宇吉郎 『八戒に遭った話』 青空文庫
母の本はあのようにしてつくられたので、父の記念出版をしたいが、それには様々の困難があり、こまっていたら国民美術協会で大河内正敏氏や石井柏亭その他の人が一冊の『中條精一郎』という本を出して下さる由。
— 一九三六年(昭和十一年) 『獄中への手紙』 青空文庫
父の記念出版のための原稿を十五日の午後にすっかりわたしました。
— 一九三六年(昭和十一年) 『獄中への手紙』 青空文庫
それから、いつか、父の記念出版に私の書いたものについてあなたの仰云ったこと覚えていらっしゃるかしら。
— 一九三七年(昭和十二年) 『獄中への手紙』 青空文庫
篠村は近ごろ亀岡市に合併されたので、その記念出版として「篠村史」がつい昨今できあがったばかりである。
— 吉川英治 『随筆 私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
「あの人気作家の没後10年を記念して、未発表の短編を集めた記念出版が決定したらしいよ」
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大学の教授が退官する際、教え子たちが寄稿文を出し合って記念出版の論文集をまとめた。
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「すごい!この図鑑、100周年記念出版なだけあって、装丁が豪華な革張りになってるんだね」
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地元新聞社による記念出版の歴史写真集は、予約段階で予定部数を上回る注文が殺到した。
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