在方
ざいかた
名詞
標準
rural area
文例 · 用例
つまり僧の態度は、実在方面一方の人生の解釈で、まるで人間味がありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
芸妓屋が六七軒に、旅館以外の料亭と四五軒の待合がお出先で、在方の旦那衆に土地の銀行家、病院の医員、商人、官庁筋の人たちが客であった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
主人夫婦は電話で呼ばれ、訴訟上の要談で、弁護士の家へ行っており、婆やは在方の親類に預けてある子供が病気なので、昼ごろから暇をもらって出て行き、小寿々はお座敷へ行っていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
」「今時分、やつぱり在方の人でせうね。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
――)そういって、堂のわきの茂りの中から、大方、在方の枝道を伝って出たと見えます。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
……をやま、尾山と申すは、金澤の古稱にして、在方鄰國の人達は今も城下に出づる事を、尾山にゆくと申すことなり。
— 泉鏡花 『寸情風土記』 青空文庫
」「今時分、やっぱり在方の人でしょうね。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
近ごろでは、まあ精々在方の人たちの遊び場所、しかも田植時にかかって、がらんとしていると聞いて、かえって望む処と、わざと外浜の海づたいから、二里ばかりも山へ入込んで泊ったのです。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
作例 · 標準
都会を離れ、自然豊かな在方で暮らすことに決めた。
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在方では、昔ながらの生活様式が今も残っている。
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在方の祖父母の家で過ごす夏休みは、いつも特別な思い出だ。
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