隔世の感
かくせいのかん
表現名詞
標準
feeling that one is living in a completely different age
文例 · 用例
今日でも地方の山奥の温泉場などへ行けば、こんなところがないでもないが、以前は東京近傍の温泉場も皆こんな有様であったのであるから、現在の繁華に比較して実に隔世の感に堪えない。
— 岡本綺堂 『温泉雑記』 青空文庫
が、食と住とが僅か十円以下で足りたかと思うと、隔世の感がある。
— 菊池寛 『天の配剤』 青空文庫
それから比べると、ジヨオジ・ムーア時代とは隔世の感があるかも知れないと思はれる。
— 田山録弥 『私と外国文学』 青空文庫
(後段参照) いずれにしても、二三年前と比べると隔世の感がする。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
先年、京都で或るお医者様がビラを配って大問題になった事を考えると、隔世の感があるのである。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
いわゆる隔世の感というのは、全くこの時の心持であった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
今日でも地方の山奥の温泉場などへ行けば、こんなところが無いでもないが、以前は東京近傍の温泉場も皆こんな有様であったのであるから、現在の繁華に比較して実に隔世の感に堪えない。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
江戸時代のことは、故老の話に聴くだけであるが、自分の眼で視た明治の東京――その新年の賑いを今から振返ってみると、文字通りに隔世の感がある。
— 岡本綺堂 『年賀郵便』 青空文庫
作例 · 標準
30年ぶりに故郷の町を訪れたが、すっかり変わってしまい、隔世の感があった。
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昔読んだSF小説の世界が、現代では現実になっている。まさに隔世の感だね。
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祖母から昔話を聞くたびに、まるで別の時代にタイムスリップしたかのような隔世の感に襲われる。
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デジタル化の波は急速で、数年前の技術がもう旧式に感じられる。隔世の感は否めない。
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