誂える
あつらえる
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to give an order
文例 · 用例
その祈請の筋を聞いてみると物を誂えるような塩梅で、時間なども気短かに区切って注文してあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
これで嵌るで染物屋へ物を誂えると同じ調子で、人間の思慮や力量以上の大きな了見の仏菩薩に向って頼む様子ではありません。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」身ぶるいをした彼女はそういって、そこでいこじになってヴァニラとチョコレートと盛り分けのアイスクリームを誂える。
— 岡本かの子 『オペラの辻』 青空文庫
私は、当日、小作の挿画のために、場所の実写を誂えるのに同行して、麻布我善坊から、狸穴辺――化けるのかと、すぐまたおなかまから苦情が出そうである。
— 泉鏡花 『木の子説法』 青空文庫
聞く方では、祝儀のかわりに、なくても我慢の出来る、片手とれた鍋の鋳掛も誂えるといった寸法。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
埴生は料理を誂える。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
君は酒が飲めるかというと、飲まなくても誂えるものだという。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
古賀がいくらだけ焼けと金で誂えるのに先ず驚いたのであったが、その食いようを見て更に驚いた。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
作例 · 標準
娘の結婚式に合わせ、馴染みのテーラーで一生ものの背広を誂えた。
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部屋の入り組んだ間取りに合わせて、壁一面を覆う書棚を家具職人に誂えてもらった。
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亡くなった母が若い頃に誂えたという訪問着を、娘の卒業式に合わせて仕立て直した。
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外反母趾で既製品の靴が合わないため、浅草の専門店で足を計測して革靴を誂えることにした。
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