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名詞
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標準
文例 · 用例
おお、姫神――明神は女体にまします――夕餉の料に、思召しがあるのであろう、とまことに、平和な、安易な、しかも極めて奇特な言が一致して、裸体の白い娘でない、御供を残してったのである。
泉鏡花 貝の穴に河童の居る事 青空文庫
どころでない、宿へると、晩餉の卓子臺もやひ、一銚子の相伴、二つ三つで、赤くなつて、あゝ紅木瓜になつた、と頬邊を壓へながら、山鳥の旦那樣はいゝ男か知ら。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
いま、そのりがけを道草を、笊に洗つて、縁に近く晩の卓子臺を圍んで居たが、 ――番傘がお茶を引いた―― おもしろい。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
出迎へて口々におんなさいましをいふのに答へて、糸七が、「唯今、夜遊の番傘がりました――熊澤さん、今のはだね、修禪寺の然るべき坊さんに聞きたまへ。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
」まだある、新温泉の別莊へ療治に行つたりがけ、それが、眞夜中、時刻も丁ど丑滿であつた、來の宮神社へ上り口、新温泉は神社の裏山に開けたから、り途の按摩さんには下口になる、隧道の中で、今時、何と、丑の時參詣にまざ/\と出會つた。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
旗櫻の名所のある山越の捷※は、今は茅萱に埋もれて、人の往來は殆どない、伊東通ひ新道の、あの海岸を辿つてつた、爾時も夜更であつた。
泉鏡花 遺稿 青空文庫
」「やっと、お天気になったのが、仙台からこっちでね、いや、馬鹿々々しく、って来た途中ですよ。
泉鏡花 燈明之巻 青空文庫
むかいに来た親は、善知鳥、うとうと、なきながら子をくわえてって行く。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫