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名詞
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標準
文例 · 用例
ちょうど秋の夜で、中秋の月が綺麗であるから、李は庭前を歩いた後に、琴を弾いていると、外の方で琴に感心しているような人の声がした。
田中貢太郎 青空文庫
は夜更けにこんな処へ何人が来たろうと思って、「何人だね、この夜更けにやってきたのは」 と言うと、外から女の声で、「私は秀才の琴を聞きにあがったのですよ」 と言った。
田中貢太郎 青空文庫
は不審に思って戸を開けてみると、若い女が来て立っていた。
田中貢太郎 青空文庫
が、「あなたはどうした方です」 と聞くと、女は、「私は張の家の者でございますが、今晩はお父さんもお母さんも留守でございますから、そっとお目にかかりにまいりました」 と言った。
田中貢太郎 青空文庫
が喜んで、「穢い処でかまわなければおあがりなさい」と言った。
田中貢太郎 青空文庫
女があがってくると、李は茶を出して冗談話をはじめたが、女の口が旨くてかなわなかった。
田中貢太郎 青空文庫
女は起きて帰ろうとしたが、李は女を帰すのが厭であるから、女の履いていた青い靴を一つ隠して籠の中へ入れた。
田中貢太郎 青空文庫
そのうちに李はとろとろと眠りかけた。
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