銀嶺
ぎんれい
名詞
標準
silvery, snow-capped mountain
文例 · 用例
「銀嶺」のごときは元来実写を主題にしたものであろうが、軒のつららのものうい雫に悠久の悲しみを物語らせ、なべの中に溶け行く雪塊に運命の不思議を歌わせ、氷河の上に映る飛行機の影に山の高さを示揚させたりするのも他の例である。
— 寺田寅彦 『映画時代』 青空文庫
荒木巍氏が、最近出版された小説集の印税代りに、出版|書肆からスキー道具一式を貰い、「滑れ銀嶺、歓喜をのせて」雪上出版記念会を行ったというエピソードは、朗らかなようではあるが、私に一つのことを想い起させた。
— 宮本百合子 『文学における今日の日本的なるもの』 青空文庫
北海道の冬といえば、ストーブをかこんでの団欒とか、銀嶺とスキーの話とかが語られることが多い。
— 中谷宇吉郎 『荒野の冬』 青空文庫