院外団
いんがいだん
名詞
標準
nonparliamentary party association
文例 · 用例
もと外務畑の人だそうだけれど、今は院外団か何かでしょうか、乾分も多勢あるらしいの。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
昔の友達といへば、大概、郷里の陣笠だの、先祖代々の財産をどうやら土俵際で持ちこたへて東京へ亡命してくる連中で、そのほかに、院外団のやうなのや、年中カバンをぶらさげて歩いてゐる男、金銀を探して年百年中山又山を旅行する男、支那陶器の鑑定家、幇間のやうなものもある。
— 坂口安吾 『波子』 青空文庫
五郎兵衛の居所を探すために院外団が東西又南北の待合を走り廻ったという有様で、要するに彼も亦一方の大人物であったかも知れません。
— ぬばたまのなにかと人の問ひしとき露とこたへて消なましものを 『露の答』 青空文庫
五郎兵衛の居所を探すために院外団が東西又南北の待合を走り廻つたといふ有様で、要するに彼も亦一方の大人物であつたかも知れません。
— 坂口安吾 『露の答』 青空文庫
もっとも、そう文学に凝ってるわけじゃなく、ヴァイキングという同人雑誌の院外団格のようなおとなしいお嬢さんである。
— 道頓堀罷り通る 『安吾の新日本地理』 青空文庫
」「五分ほどしてから、ドアの隙間から顔をだしました」二 アメリカの借家人がケチンに使っていたところは、江戸時代には中門脇の中間部屋だったのを、石田氏の養父の代に、洋館のほうへ繰込んで坊主畳を敷き、院外団の壮士や、青雲の志のある同郷の書生どもを入込みにして、ゴロッチャラさせていたのだそうである。
— 久生十蘭 『我が家の楽園』 青空文庫
之に反して院外団の壮漢が議会の入口で議員を投げ飛ばせば、その院外団はやや暴力団という概念に入れられ得る資格を世間から与えられるだろう。
— 戸坂潤 『世界の一環としての日本』 青空文庫
いかにも、ヘヘ、院外団くずれのヤマシらしい事をいうねえ?
— 三好十郎 『その人を知らず』 青空文庫
作例 · 標準
かつて国会議事堂周辺では、各政党の院外団が激しい活動を展開していた。
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彼は若い頃、ある政党の院外団として政治運動に身を投じていた。
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警察は、院外団の衝突が起きないよう厳重な警備体制を敷いた。
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ウィキペディア
院外団(いんがいだん)は、昭和戦前・戦中期の日本の保守政党の議院外の活動に従事した非議員からなる集団のことである。
出典: 院外団 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0