頭を垂れる
こうべをたれる
表現動詞-一段
標準
to droop (e.g. ears of grain)
文例 · 用例
望んであまりに遼遠なるが故に、深く頭を垂れるのである。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
文枝――……(伏目になって頭を垂れる) 東山――文枝さん!
— 平林初之輔 『探偵戯曲 仮面の男』 青空文庫
彼は頭を垂れるように心を垂れた。
— 横光利一 『春は馬車に乗って』 青空文庫
人は其前に頭を垂れる心を持つべきではないだろうか。
— 宮本百合子 『追慕』 青空文庫
悪魔は畢にクリストの前に頭を垂れるより外はなかつた。
— 芥川龍之介 『西方の人』 青空文庫
「今日は生きてゐた」といふ感慨の前に、われわれは頭を垂れる。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
定は静かに頭を垂れると次々にその創痕に唇を当てて行つた。
— 神西清 『水に沈むロメオとユリヤ』 青空文庫
須永 いや、そんな……(省三の激しい視線を受けかね、助けを乞うように次の浮山を見る)浮山 ……だけど、田舎にお母さんや弟さんも有ると言うんだから、この――須永 …………(恥じて頭を垂れる)省三 だけど、それをそういう形で解決しようとするのは間違いだ!
— ――Sの霊に捧げる―― 『冒した者』 青空文庫
作例 · 標準
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉は、謙虚さの大切さを説く教訓として有名だ。
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秋の田んぼでは、黄金色の稲穂が重そうに頭を垂れ、収穫の時期を待っている。
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長雨の影響か、庭のひまわりがすっかり頭を垂れてしまい、少し寂しげに見える。
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標準
to bow one's head
作例 · 標準
彼は自分の過ちを深く反省し、上司の前で深く頭を垂れて謝罪した。
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師匠の厳しい叱責を、弟子は一言も発さずに頭を垂れて聞き入っていた。
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寺の本堂に入ると、自然と頭を垂れて静かに手を合わせたくなる厳かさがある。
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