何ともない
なんともない
表現形容詞
標準
it's no big deal
文例 · 用例
重兵衛さんの細君は喘息やみでいつも顔色の悪い、小さな弱々しいおばさんであったが、これはいつも傍で酌をしたり蚊を追ったりしながら、この人にはおそらく可笑しくも何ともない話を子供と一緒に聴きながら一緒に笑っているのであった。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
狸はたちまち七轉八倒して、「ううむ、何ともない。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
煙草にすれば、十本何錢程度の安煙草の格で、吸つてゐて一向うまくも何ともない。
— 南部修太郎 『阿片の味』 青空文庫
始めは、そういうのを見ても何ともない。
— 黒島傳治 『戦争について』 青空文庫
彼等は確かによろこんだ、然し僕は嬉しくも何ともない。
— 国木田独歩 『湯ヶ原より』 青空文庫
僕は今日晩く川崎を立って三里半ばかしの道を歩いただけだから何ともないけれど。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
』『なに僕だって何ともないさ、君が寝るならこれを借りていって読んで見ようと思うだけです。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
それで実母も何ともない性質の女で、はいはいと気さくに用事を足している。
— 岡本かの子 『娘』 青空文庫
作例 · 標準
あんなに派手に転んだのに、彼は何ともない顔をして立ち上がり、走り去った。
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辛口のカレーを一口食べてみたが、私にとっては辛くも何ともなかった。
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「昨日ひどいことを言ってごめん」「いいよ、別に何とも思ってないから」。
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