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余熱

よねつ
名詞
1
標準
waste heat
文例 · 用例
此満目傷心の惨状に感慨禁ずる能わず、暫らくは焼けた材木の上を飛び/\、余熱に煽られつゝ彼方此方に佇立低徊していた。
内田魯庵 灰燼十万巻(丸善炎上の記) 青空文庫
今では余熱が冷めてホテルのダンス場も何カ月ぶりかで再び開かれたが、さしもに流行したダンス熱は一時ほどでなくなった。
――新文学の曙光―― 四十年前 青空文庫
蓋し、尋ねようと云う石田の宿所は後門を抜ければツイ其処では有るが、何分にも胸に燃す修羅苦羅の火の手が盛なので、暫らく散歩して余熱を冷ます積りで。
二葉亭四迷 浮雲 青空文庫
先刻出て行ったままに、鏡立てなどが更紗の片を被けた芳村の小机の側に置かれて、女の脱棄てが、外から帰るとすぐ暖まれるように余熱のする土の安火にかけてあった。
徳田秋声 足迹 青空文庫
そこらが薄暗くなっているのに気がつくと、笹村はマッチを摺ってランプを点けて見たが、余熱のまだ冷めない部屋は、息苦しいほど暑かった。
徳田秋声 青空文庫
長い廊下を伝うて、自分の部屋へ入ると、戸を閉めきった室内には、まだ晩方の余熱が籠っていた。
徳田秋声 青空文庫
部屋にはまだ西日の余熱が籠っていて、病人のようないらいらしい一ト夜が、寝苦しくてしかたがなかった。
徳田秋声 青空文庫
それに足許は、破片といはず、屍といはず、まだ余熱を燻らしてゐて、恐ろしく嶮悪であつた。
原民喜 夏の花 青空文庫
作例 · 標準
工場では、生産過程で発生する余熱を再利用している。
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余熱を利用して発電するシステムが導入された。
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地熱発電は、地球の余熱を利用したクリーンエネルギーだ。
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