画策
かくさく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #18967 · 青空 169 例
標準
scheming
文例 · 用例
実際、たとえばすぐれた物理学者が、ある与えられた研究題目に対して独創的な実験的方法を画策して一歩一歩その探究の歩を進めて行った道筋の忠実な記録を読んで行くときの同学読者の心持ちは、自分で行きたくて、しかも一人では行きにくい所へ手を取ってぐんぐん引っぱって行かれるような気がするであろう。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
昨年の夏にも、北さんと中畑さんとが相談して、お二人とも故郷の長兄に怒られるのは覚悟の上で、私の十年振りの帰郷を画策してくれたのである。
— 太宰治 『故郷』 青空文庫
特に政宗方に在って、一揆の方の様子をも知り、政宗の画策をも知っていた者に取っては、驚くべき人だと思わずには居られなかったろう。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
血が血だけに胡風になじむことも速く、相当の才物でもあり、常に且※侯単于の帷幄に参じてすべての画策に与かっていた。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
江戸に逃げ帰つた、近藤は、その後色々と画策したが、一度落目になると、する事なす事後手となつて、甲州勝沼の戦に敗れ、下総流山で遂に官軍の手に捕へられた。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
自分はそれに促されて、明日の事は明日になってからとして、ともかくも今夜一夜を凌ぐ画策を定めた。
— 伊藤左千夫 『水害雑録』 青空文庫
元来はこの秋二軒が稲刈りをお互いにしたというも既におとよさんの省作いとしからわいた画策なのだ。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
歩いた後の一盞は正しく百薬に勝るものを沁々と覚えさせられ、近くは半島を出でゝ遥かなる旅路の彼方に恍忽の夢を結ばうと画策してゐる次第である。
— 牧野信一 『或るハイカーの記』 青空文庫
作例 · 標準
ライバル会社の買収を、彼は水面下で巧妙に画策していた。
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政治家たちは、次の選挙で勝利するために、様々な策略を画策している。
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物語の悪役は、世界征服を企む恐ろしい計画を画策した。
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彼は、上司の不正を暴こうと、証拠集めを地道に画策していた。
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