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さてこそ

さてこそ
副詞
1
標準
just as I thought
文例 · 用例
さてこそとにわかに元気つきて窓を覗きたれど月なき空に淡路島も見え分かず。
寺田寅彦 東上記 青空文庫
沼炭だぞ、泥炭があるぞ、さてこそこの平はもと沼だったな、道理でむやみに陰気なやうだ。
宮沢賢治 沼森 青空文庫
さてこそ、そこに依怙や毛嫌いの私情が入り込む隙間があるのである。
寺田寅彦 学位について 青空文庫
仏元はさてこそと腹の中でニヤリと笑った。
幸田露伴 骨董 青空文庫
さてこそ、と、私は片唾を飮んだ。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
かかりしほどに身は疲れ、小指の疵の痛苦劇しく、心ばかりは急れども、足|蹌踉いて腰|起たず、気さえ漸次に遠くなりつ、前後も知らでいたりけるを、得三に見出されて、さてこそかくは悪魔の手に斬殺されんとするものなれ。
泉鏡花 活人形 青空文庫
――八大竜王鳴渡りて、稲妻ひらめきしに、諸人目を驚かし、三日の洪水を流し、国土安穏なりければ、さてこそ静の舞に示現ありけるとて、日本一と宣旨を給りけると、承り候。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
さてこそ必定邪法の手練……長順 ……あれ唄が聞こえるわ。
木下杢太郎 南蛮寺門前 青空文庫
2
標準
that's why
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