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心の糧

こころのかて
名詞
1
標準
food for thought
文例 · 用例
自分には猫の事をかくのがこの上もない慰藉であり安全弁であり心の糧であるような気がする。
寺田寅彦 備忘録 青空文庫
先生というものの存在そのものが心の糧となり医薬となるのであった。
寺田寅彦 夏目漱石先生の追憶 青空文庫
だいいち、このような型の感傷、このような型の文章は、戦争中「心の糧になるゆとりを忘れるな」という名目で随分氾濫したし、「工場に咲いた花」「焼跡で花を売る少女」などという、いわゆる美談佳話製造家の流儀に似てはいないだろうか。
織田作之助 大阪の憂鬱 青空文庫
所詮周三がお房を懌ぶ意味が違つて、一|個の物體が一|人の婦となり、單純は、併し價値ある製作の資|料が、意味の深い心の糧となつて了つた。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
それは、貴重な心の糧だ。
太宰治 如是我聞 青空文庫
私は一時ストリンドベルヒに心酔したころもあり、殊に地獄は私の心の糧だったから、この部屋を借りようかと思ったが、千五百フランもする。
横光利一 欧洲紀行 青空文庫
彼の本はおそらく私のこの雑文集に何十倍するだけの心の糧を諸君に提供するに違いない。
伊丹万作 広告 青空文庫
心の糧にも、しばらく捨吉は有付かなかった。
島崎藤村 桜の実の熟する時 青空文庫
作例 · 標準
辛い浪人生活を送っていた時、恩師の励ましが何よりの心の糧となった。
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読書は、単に知識を得るだけでなく、豊かな人間性を育むための心の糧である。
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ボランティア活動を通じて得た感謝の言葉が、今の私の活動を続ける心の糧になっている。
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