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倍旧

ばいきゅう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
redoubled
文例 · 用例
ヨブ一度その罪を自認して告白せば、災禍は忽ち彼を去って、倍旧の物的恩恵かれを見舞うならんと彼らは考えたのである。
内村鑑三 ヨブ記講演 青空文庫
まことにこの森林の子、ゲルマン族の偉らさは、敗けて敗けず、むしろ焦土から倍旧の美しい、化学や芸術の花を咲かせて、敵国に復讐し、己れ甦生する所にある。
国枝史郎 独逸の範とすべき点 青空文庫
けれども、文学の大衆化が、従来の作家たちの新しい努力の成果への希望とともに、文学の生産者としての大衆に対する倍旧の期待なしに云われるとすれば、結局は健全性を失って、やはり文壇的な一つの風潮として個々の作家にそれぞれの角度で反映するに止ってしまうのである。
宮本百合子 文学の大衆化論について 青空文庫
かような次第でございますから何卒お客様御一同に対しまする当曲馬団の誠意の程を御酌量賜わりまして、倍旧のお引立あらん事を伏してお願い申上ぐる次第でございます」 陳べ了った燕尾服の男は恭しく一礼して見物席を見まわした。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
むせぶような叫びは風になぎられる森林の悲鳴で、その瞬間水音は少しばかりかき消されるが、まもなく倍旧の響きを立てて応じて来る。
細井吉造 二つの松川 青空文庫
そしてお付合までに、問題のアベ・フェロンを本国に送還したが、彼はすぐさまポンジシェリィの布教団へ派遣されて、倍旧の戦闘的ジェスイットとして、「神と祖国のために」極東での経験を役立てることになった。
服部之総 撥陵遠征隊 青空文庫
きょうが日まで刃妖左膳の隻腕にあって、幾多の人の血あぶらに飽き剣鬼の手垢に赤銅のひかりを増した利刀乾雲丸が、今宵からは若年の剣士諏訪栄三郎のかいなに破邪のつるぎと変じて、倍旧の迅火殺陣の場に乾雲独自のはたらきを示そうとしているのだ。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
忠肝如鉄堅於船、賭生遥向南極天、日月不照時不利、氷山遮路船難前、徒入魚腹非所願、回船濠洲将尽辺、世評紛紛何足意、士気倍旧更揚然、暫待天候回復日、突進極地着先鞭、我在濠都始相会、挙杯重祝一行全、前途遼遠請自愛、只望君攀極山巓、聖明天子今長在、早樹国旗奏凱旋。
井上円了 南半球五万哩 青空文庫
作例 · 標準
チームの士気は倍旧し、目標達成に向けて一丸となった。
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彼の支援のおかげで、私たちのやる気は倍旧した。
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困難に直面するたびに、彼の決意は倍旧していった。
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