局口
つぼねぐち
名詞
標準
文例 · 用例
が、ことは秘められた閨房の行為だけに、これに触れること即ち低俗、猥雑、煽情的ということになり、結局口にすまじき問題として、片づけられてしまうのだが、思えば人生の普遍的問題なのだ。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
結局口に出して書いてもらうということには随分限度があるものね。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
――どうか無事で行きつけるように、局口の暗い片隅で、かれはひたすらそう念じていた。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫