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白幕

しろまく
名詞
1
標準
文例 · 用例
甲板での活動写真の催しも、いたずらに人寄せの技師が不馴れで、ただ急造の白幕に白い円ばかりを出して、そのままコチコチコチコチで中止になってしまった。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
とたんに視野はいちめんの白幕に包まれた。
天母峰 人外魔境 青空文庫
背後の白幕に虹のような血飛沫を残しながら、フットライトの前にヒレ伏した。
夢野久作 二重心臓 青空文庫
白幕で飾った展覧会の入口から、マア、これはひどい勢いだ。
宮本百合子 「モダン猿蟹合戦」 青空文庫
前者は白幕に映ずる幻燈絵の消えやすきに感ずるおぼつかなさであり、後者は痲痺せし掌の握れど握れど手応え無きに覚ゆる淋しさである。
倉田百三 愛と認識との出発 青空文庫
やがて、正面の白幕に一団の人影が映る。
岸田國士 遂に「知らん」文六(三場) 青空文庫
それがだん/\近づくと、白幕に、三味線を弾くもの、太鼓を叩くもの、笛を吹くもの、扇子をかゝげて舞ひ歩くものなどの影が遠くまた近く映る)おせい  あんた。
岸田國士 遂に「知らん」文六(三場) 青空文庫
行列の道筋にあたる武家町家では、もう十三日から家の前に桟敷をかまえ、白幕やら紫幕。
山王祭の大象 平賀源内捕物帳 青空文庫