様山
さまやま
名詞
標準
文例 · 用例
東湖は、土佐の豪傑殿様山内容堂とは非常に親密で、常に置酒高会して、盛んに時勢を語り明したが、或る時、「水戸は親藩でダメだが、山内侯一つ幕府に対して御謀叛なさつては如何でござる。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
「お父様山形なんだって?
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
その翌十一日も同様山原を六里進み、十二日にクル・ラという降り昇り三里ばかりの急坂を踰えて東に行くこと七里ばかりにして、またある沼原地に宿りました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
――家の者は今頃自分が斯様山奥で悪者に命を取られるということなどは知るまい。
— 小川未明 『捕われ人』 青空文庫