来殊
らいこと
名詞
標準
文例 · 用例
少年少女の科学智識に対する傾向は、近来殊に著しいやうだ。
— 菊池寛 『「小学生全集」について』 青空文庫
私は、近来殊にこの勇猛心を持っております。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
明治初年神仏の区別を分明にして以来殊には近年に至って市区改正のため仏寺の取払いとなったものは尠くない。
— 一名 東京散策記 『日和下駄』 青空文庫
學生の妄動は民國以來殊に著しくなつた。
— 桑原隲藏 『支那猥談』 青空文庫
今日に於てもベルリン大學等に於ては依然此傾向が保存せられて居るし、佛英の大學に於ては主として古代或は中世の哲學に對する研究が行はれて居るやうにも思はれるが、然し獨逸の諸大學殊に西部地方の諸大學に於て近來殊に特殊の哲學問題と哲學的立場とを講義の主題目とするものが少なくないやうである。
— 桑木嚴翼 『哲學と哲學史』 青空文庫