遼東の豕
りょうとうのいのこ
表現名詞
標準
taking pride in something mundane, thinking it is exceptional
文例 · 用例
」「ハハそれじゃ遼東の豕であったか、やっぱりこんなに大きくて。
— 伊藤左千夫 『廃める』 青空文庫
その彼が、結局自分も彼等と同じ能力の所有者だつたと云ふ事を、さうして更に厭ふ可き遼東の豕だつたと云ふ事は、どうして安々と認められよう。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
その彼が、結局自分も彼らと同じ能力の所有者だったということを、そうしてさらに厭うべき遼東の豕だったということは、どうしてやすやすと認められよう。
— 芥川龍之介 『戯作三昧』 青空文庫
私はまだ此書に就て専門家の教を仰がないから、或は遼東の豕に類するかも知れないが、順序として一応各巻の梗概を記すこととする。
— 桑木厳翼 『春水と三馬』 青空文庫
尤も今では春秋の気候の好い時節には、松本市の中学校や女学校で生徒の遠足地としてよく登山するそうであるから、或は遼東の豕たる譏を免かれないかも知れぬ。
— 木暮理太郎 『美ヶ原』 青空文庫
彼の國人の著書既に充棟なるのみならず、予のとりし道は數多の邦人の往來せる所にして、之を説かむことは遼東の豕の譏りを免れざればなり。
— 原勝郎 『貢院の春』 青空文庫
作例 · 標準
自分の村では珍しいと自慢していたキノコが、全国どこにでも生えていると知り、遼東の豕の恥をかいた。
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自信満々で提出した画期的なアイデアだったが、他社が既に特許を取っており、まさに遼東の豕だった。
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「井の中の蛙、遼東の豕にならないように、常に外の広い世界へ目を向けて学び続けなさい」
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