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巫祝

ふしゅく
名詞
1
標準
shrine maiden
文例 · 用例
而して又泰一の信仰と共に巫祝の徒の大に威を揚げ勢を張つたことも察するに餘りあることである。
幸田露伴 道教に就いて 青空文庫
そうして、彼は薫炉の上で波紋を描く煙の文を見詰めながら、今や巫祝の言葉を伝えようとした時、突然、長羅は彼の傍へ飛鳥のように馳けて来た。
横光利一 日輪 青空文庫
昔は、琉球神道では、巫祝の夫を持つ事を認めなかつたのであらうが、段々変じて、二夫に見えない者は、許す事になつたのである。
折口信夫 琉球の宗教 青空文庫
此が山の神人としての山人の信仰が現れるまで、又其以後も、海の神人として尊まれ、畏れられ、忌まれもした水上・海道の巡游巫祝の成立であつた。
唱導的方面を中心として 国文学の発生(第四稿) 青空文庫
我が国の文献に俤を止めた古代生活の断片は、伝承の性質上、神に近い聖者・巫祝の上を談つたもので、凡下の上の現実として、其生活の痕と見ることは出来ないのである。
魂と姿との関係 小栗外伝(餓鬼阿弥蘇生譚の二) 青空文庫
ことにそれを手長明神にまで説き及ぼして、この神各地の神社の末社にあって、仲居の神・巫祝の家の神、侍従の神の意に解せられんとするに至っては、やや窮屈の感があるではなかろうか。
土蜘蛛研究 手長と足長 青空文庫
『閑田耕筆』には、「一種の巫祝祓祈祷方角占卜の事などを業とする者、土御門家支配と標を出せるが洛外に見ゆるを、京都にては名目を失へり。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫
『閑田耕筆』に、一程の巫祝、祓・祈祷・方角・占卜のことなどを業とせるもの、土御門家支配と標を出せるが洛外などに見ゆるを、京師にては名目を失へり。
喜田貞吉 俗法師考 青空文庫