なよなよ
なよなよ異読 ナヨナヨ
副詞-と副詞動詞-サ変
標準
delicately
文例 · 用例
馬は背、腹の皮を弛めて汗もしとどに流れんばかり、突張った脚もなよなよとして身震をしたが、鼻面を地につけて一掴の白泡を吹出したと思うと前足を折ろうとする。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
身だしなみのよい男は、その咳をしすましてから、なよなよと首をあげた。
— 太宰治 『あさましきもの』 青空文庫
ですから私は、」 と早や力なげに、なよなよとするのであった。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
綿らしいが、銘仙縞の羽織を、なよなよとある肩に細く着て、同じ縞物の膝を薄く、無地ほどに細い縞の、これだけはお召らしいが、透切れのした前垂を〆めて、昼夜帯の胸ばかり、浅葱の鹿子の下〆なりに、乳の下あたり膨りとしたのは、鼻紙も財布も一所に突込んだものらしい。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
……途中送る折も、送る女が、送らるる男の肩に、なよなよと顔を持たせて、「邪慳だね、帰るなんて。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
小さなその姿は、ちょうど、美しい女が、脱いだ羽織をしなやかに、肱に掛けた位置に、なよなよとして見える。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
なんだか胸がどきどきして、急になよなよと友達の肩に寄りかかって、「うっちゃって置くと、ひどくなるんですって」 胸を病んでいると宣告されたような不安な顔をわざとして見せたが、そのくせちっとも心配なぞしていなかった。
— 織田作之助 『眼鏡』 青空文庫
そのくきや葉は、どれもこれもなよなよしています。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『人魚の姫』 青空文庫
作例 · 標準
彼は背が高いのに、歩き方がなよなよしていて頼りなく見える。
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雨に濡れた子猫が、なよなよとした足取りで近づいてきた。
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「もっとシャキッとしろ!そんなになよなよするな」
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