補湯
ほとう
名詞
標準
文例 · 用例
あっと言わされたり、ほとほとうまさに感心した場合も少なくなかった。
— 平林初之輔 『『心理試験』を読む』 青空文庫
』という、われとわが身を咎める内心の声が、二六時ちゅう耳について離れず、ほとほとうんざりしてしまったのだ。
— LEDI MAKBET MCENSKOVO UEZDA 『ムツェンスク郡のマクベス夫人』 青空文庫
この無礼な物言いにアリスもがまんの限界、ほとほとうんざりして席を立ち、歩き出してね。
— ALICE IN WONDERLAND 『アリスはふしぎの国で』 青空文庫
蛮地の雨季にはほとほとうんざりする。
— 橘外男 『令嬢エミーラの日記』 青空文庫
筋は、痴情の復讐から、ある女とその愛人を殺したうえ、しかも処罰をまぬがれるために、狂人をよそおい、さて目的をはたして、精神病院に入れられてから、自分はにせの狂人のつもりでいるがしかしそれはとんでもない思い違いで、ほとうに発狂しているのではないかという恐ろしい疑惑に責められる心理をえがいたものである。
— 江戸川乱歩 『探偵小説の「謎」』 青空文庫