預かり人
あずかりにん
名詞
標準
person entrusted with someone's money, belongings, land, etc.
文例 · 用例
ここに近い領地の預かり人などを呼び出して、いろいろな仕事を命じたり、良清朝臣などが家職の下役しかせぬことにも奔走するのも哀れであった。
— 須磨 『源氏物語』 青空文庫
入道夫人の祖父の中務卿親王が昔持っておいでになった別荘が嵯峨の大井川のそばにあって、宮家の相続者にしかとした人がないままに別荘などもそのままに荒廃させてあるのを思い出して、親王の時からずっと預かり人のようになっている男を明石へ呼んで相談をした。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
なお修繕を加える必要のある所を、源氏はもとの預かり人や新たに任命した家職の者に命じていた。
— 松風 『源氏物語』 青空文庫
いろいろときめることをきめ、領地の預かり人たちを呼んで、御堂の建築の件について、すべて阿闍梨の命令どおりにするようにと薫は言いつけたりしているうちに短い秋の日は暮れてしまったので、山荘で一泊していくことに薫はした。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
久しい以前からわたしの家は、その同胞の財布の総預かり人であったというアテナイ人リュクルゴスの受けた賞賛のおすそわけに預っているのだ。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
その時、自分の姿が見えねば、六波羅の預かり人が、山落ちして行方を晦ましたるぞとばかり、一山の騒ぎとなり、ひいては谷間に集まる日頃の味方にまで、詮議が及ぼうも計りしれぬ。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
別れた高氏は、やがて滑川のほとりで待っていた郎党をつれ、大蔵ノ邸へ入って、その夜もまた幕府の“預かり人”である忠円僧正とおそくまで話しこんでいた。
— みなかみ帖 『私本太平記』 青空文庫
作例 · 標準
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標準
person in charge of someone taken into custody
作例 · 標準
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