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撫で下ろす

なでおろす
動詞-五段-サ行
1
標準
to stroke down
文例 · 用例
路に迷った旅人が、ほっと胸を撫で下ろすのも梅の香りです。
佐左木俊郎 季節の植物帳 青空文庫
) で、すっと撫で下ろす
泉鏡花 星女郎 青空文庫
おかげで、肥りましたよ」 全く、何ごともなく日が経って行って、女将セレスティンは、安堵の胸を撫で下ろす
牧逸馬 ロウモン街の自殺ホテル 青空文庫
緞帳の余映は、薄っすらと淡紅ばみ、列柱を上の蛇腹から、撫で下ろすように染めて行くのだった。
小栗虫太郎 オフェリヤ殺し 青空文庫
ほんの一瞬間にこれだけの事実を慥めて、独り取り残されなかった安心の胸を撫で下ろす
木暮理太郎 黒部川奥の山旅 青空文庫
夫から左に一の窪を伝って、岳樺の疎らに生えている恐ろしい急傾斜を二十間も登ると偃松が現われ、傾斜も少しく緩くなって、やっと安心の胸を撫で下ろすことが出来た。
木暮理太郎 八ヶ峰の断裂 青空文庫
留守で幸い、梅ちゃんの前だが、親方は怒ってやしませんか」「いいえ、別に」「金助の野郎、出入りを差止めるなんていいやしませんでしたか」「そんなことはいいやしませんよ」「それで安心……」 金助は大仰に胸を撫で下ろす真似をしながら、ソロソロと上り込みました。
白骨の巻 大菩薩峠 青空文庫
「おどかすなよ、ほんとうに」 丸山勇仙は、ホッと安心して胸を撫で下ろす
流転の巻 大菩薩峠 青空文庫
作例 · 標準
悲しそうにしている娘の背中を、母親は優しく撫で下ろした
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帰ってきた猫を撫で下ろしながら、「おかえり」と声をかけた。
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彼は、不安げな表情の友人の肩を、励ますように撫で下ろした
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