通い帳
かよいちょう
名詞
標準
passbook
文例 · 用例
貯金の通い帳は方々探しまわったあげく、竈の灰の下の落し穴から発見された。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
それでも、あると思うならワタシを殺すなりどうなりしてユックリと探しなさいと云いましたので、茶を飲んで帰りました」 しかしこの婆さんが千円の通い帳を二ツ持っているという噂を、本当にしないものは村中に一人も居なかった。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
そうして家具家財はチャンとしているようであるが、その中で唯一つ金庫の蓋が開いて、現金と通い帳が無くなっているようす……その前に男文字の手紙が一通、読みさしのまま放り出してあるのを取り上げて読んでみると、あらかたこんな意味の事が書いてあった。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
ショールを買いに、通い帳を持った女中をつれて。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
そのショールに決めて、通い帳に書いて貰う間娘は何もいわなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
白鳥の徳利や樽に通い帳を添えて、下げて飛んでいる場面は後世風だが、由ってくるところは甚だ久しいようである。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
作例 · 標準
この商店街の小さな銀行では、未だに通い帳での記帳が一般的だ。
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母が昔使っていた通い帳が見つかり、当時の貯金額に驚いた。
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「通い帳を紛失してしまったのですが、どうすればいいですか?」
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昔の貯金箱の中には、古い通い帳と小銭がいくつか入っていた。
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ウィキペディア
通い帳/通帳(かよいちょう)とは、掛売取引における販売数量や代金を記載して、売主が買主に対して代金を請求する根拠となる帳簿のこと。通帳/通(かよい)とも称する。
出典: 通い帳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0