手相見
てそうみ
名詞
標準
palm reading
文例 · 用例
手相見てやろかと、それがやっとのことだった。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
彼の幼な友達の景子の夫なぞもよく宮坂の手相見の稽古台にされてうるさがった。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
墓地に光るは虫のはね、また、手相見の天眼鏡。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
それが、十年後の今日に、此の手相見の言葉が悉く適中したと云ってもいゝだろう。
— 菊池寛 『易と手相』 青空文庫
身上に起った事変なども、手相見の云う通りであった。
— 菊池寛 『易と手相』 青空文庫
停まるが早いか、くだんの靴磨き少年をはじめ、例の春画売り、絵葉書屋、煙草屋、両替屋、首飾屋、指輪屋、更紗屋、手相見、人相見のやからが翕然と集合して来て、たちまち身動きが取れなくなる。
— 海のモザイク 『踊る地平線』 青空文庫
栄養障害から起った病気の手当に「まじない」を行う者や、インフレーションによる生活不安と動揺とを人相見の意見や手相見の判断で落ち着こうとする者が少くない。
— 宮本百合子 『今日の日本の文化問題』 青空文庫
それは無名指の尖から、手相見の謂わゆる生命線の基点へ走っている一|条の創痕なんですがね、実に鮮やかなもので見まいとしても目につくのです。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『ペルゴレーズ街の殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
手相見の老人が、私の掌をじっと見つめている。
Illusions AI · gemini-2.5-flash
彼は旅の手相見で、各地を巡っては人々の運命を占っていた。
Illusions AI · gemini-2.5-flash