育て
そだて
名詞頻度ランク #3002 · 青空 257 例
標準
bringing up
文例 · 用例
此の十九世期の一仏蘭西女、此のフェイドオ劇場の一女優、此の巡業家の妻、此の子供を育てるに実に良心的でやさしさ此の上もなかつた一小市民――それがコリンヌ風な意味ででもサッフォ風な意味ででも抒情的な詩人であつたといふわけである。
— 中原中也 『デボルド―※ルモオル』 青空文庫
松江に居た時も焼津に居た時も、道に捨猫さえ見れば拾って帰り、幾疋でも飼って育てた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
大隅君は独り息子であるから、ずいぶん可愛がられて、十年ほど前にお母さんが死んで、それからは厳父は、何事も大隅君の気のままにさせていた様子で、謂わば、おっとりと育てられて来た人であって、大学時代にも、天鵞絨の襟の外套などを着て、その物腰も決して粗野ではなかったが、どうも、学生間の評判は悪かった。
— 太宰治 『佳日』 青空文庫
いや、日本人は、そんな哲學で育てられて來た。
— 太宰治 『ラロシフコー』 青空文庫
上手に子供を育てゆく、母親に似て汽車の汽笛は鳴る。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
万古の流れに洗はれて、土を守り、樹木を育ててゐる島である。
— 葉山嘉樹 『運動会の風景』 青空文庫
山が育つべく思うほどのこどもなら山は育てよう。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
だが、山よ、出来得べくはなる丈け育てて呉れ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
作例 · 標準
子供の育て方について、夫婦でよく話し合う必要がある。
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昔は、近所の人が協力して子供の育てを手伝うこともあった。
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この作物の育てには、特別な技術が必要だ。
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