石礫
せきれき
名詞
標準
pellet
文例 · 用例
此等の物は我の部分なるが如く、又外物なるが如く、庭前の松柏、路傍の石礫と同視することは出來ぬけれども、しかも亦我と相遠きを覺える。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
だが、風当りの強い、石礫地や、砂質の石灰岩質の土壌には適さない。
— 林芙美子 『浮雲』 青空文庫
そのやや大規模な崩壊利用といたしましては上伊那郡西春近村の白沢部落かと記憶しておりますが、あそこでは、その地方一帯は赤土の段丘地でありますが、その上に一個所だけ、あそこの裏山の崩壊で押出された広い石礫地区ができております。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
それがひとわたり拾ってなくなった頃になると、また氾濫しては新しい石礫を上流の方から運んで来てくれるので、いかにもかえってそれが好都合であります。
— 三澤勝衛 『自力更生より自然力更生へ』 青空文庫
「銅銭会茶椀陣、その変格の石礫陣。
— 国枝史郎 『銅銭会事変』 青空文庫
それに城下の町人達の中にも、味方する者が出来てきて、石礫を投げ出した。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
それは訳のない事で、もともと富士の側面の石礫岩塊が爆発のために下の方に噴かれ飛んでそれが積って宝永山のコブと成り、これと反対にその爆発口は窪んで大穴となっているからその宝永山を成している石礫岩塊をもと通りにその窪みの穴に掻き入れたらそれで宜しいのだ。
— 第二部 混混録 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
立見の混雑の中でもあるし、長吉は驚いたまゝ黙つてゐるより仕様がなかつたが、舞台はやがて昨日の通りに河端の暗闘になつて、劇の主人公が盗んだ金を懐中に花道へ駈出でながら石礫を打つ、其れを合図にチヨンと拍子木が響く。
— 永井荷風 『すみだ川』 青空文庫
作例 · 標準
土砂降りの雨でぬかるんだ道には、山から流れてきた無数の石礫が散乱していた。
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コンクリートの骨材として使うために、河原から大量の石礫が運び出されていった。
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「靴の中に小さな石礫が入って、歩くたびに痛いよ」と子供が道端に座り込んだ。
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