無調
むちょう
名詞名詞-の形容詞
標準
atonality
文例 · 用例
『能』というものは人間が形にあらわしてする物真似の無調法さや見っともなさを出来るだけ避けて、その心のキレイさと品よさで、すべてを現わそうとするもので、その能と言う獣の行き方と、おんなじ行き方だというので能と名付けたと言います。
— 夢野久作 『能ぎらい/能好き/能という名前』 青空文庫
むぐらは土の中で冷汗をたらして頭をかきながら、 「さあまことに恐れ入りますが私は明るい所の仕事はいっこう無調法でございます」と言いました。
— 宮沢賢治 『貝の火』 青空文庫
これはとんだ無調法を致しました。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
これは無調法致しました。
— 宮沢賢治 『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』 青空文庫
平馬と申す無調法者。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
……何か女中が無調法でも……ヘヘイ……」「イヤ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
その奥方様に私が自身でお眼にかかっておりましたならば、何とか致しようも御座いましたろうものを……若い者の鳥渡した出入を納めに参いっておりまする間に、飛んだ無調法を忰奴が……」「イヤ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
無調法と申す程の事でもない……が……御子息というと……」「ヘヘ。
— 夢野久作 『斬られたさに』 青空文庫
作例 · 標準
現代音楽の中には、明確な調性を持たない無調の作品も多い。
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この作曲家は、無調の手法を用いて聴衆に新たな音楽体験を提供した。
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初めて無調の楽曲を聴いたとき、その独特の響きに驚いた。
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ウィキペディア
無調(むちょう)、無調性 とは、調性のない音組織のことである。無調は単なる調性の否定でなく、厳密には、調的な中心音(特定の主音・終止音)がない、和声的な分類体系 が働かない、全音階的でないといった特色から、旋法性とも峻別される。
出典: 無調 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0